五感を意識した離乳食でお食事タイムをもっと楽しく!

2016/04/11 12:00
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食・レシピ
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こんにちは、離乳食インストラクター協会の中田馨です。皆さん、食事にどんなイメージを持っていますか?私たち人間は食べ物で体を作っています。なので、栄養を取るのも食事の大切な役割です。ですが、食事はただ栄養を意識して食べるだけのものではありませんよね。家族や仲間と一緒に食べる楽しさを味わうこともとっても大切です。これは特に赤ちゃんの時は大切だと私は思っています。今日は、五感を意識した離乳食の提案をしたいと思います。

 

五感とは?

「五感を意識する」というと、なんだか堅苦しく感じますが、そうではありませんよ。まず、五感についておさらいです。そもそも五感とはどんなものでしょうか?

 

・味覚

味を味わう感覚。舌の表面にある味覚受容器(味蕾)によって感じる感覚です
 

・視覚

目で見える感覚。光の明るい・暗いや、色を感じる感覚です
 

・触覚

皮膚や粘膜に何かが当たった時に感じる感覚です
 

・嗅覚

鼻で香りを感じる感覚です
 

・聴覚

耳で感じる感覚です。ある範囲の周波数が鼓膜に作用して起こります
 

 

五感の中でもっとも食べ物を感じる感覚は?

では、クイズです。五感の中で一番食べ物を感じる感覚はどれでしょう?私は味覚だと思っていましたが、実は「視覚」なのです。例えば、友人と雰囲気の良いカフェでケーキを食べるのと、たった一人で体育館のど真ん中で同じケーキを食べるのだと、友人とカフェの方が美味しく感じると思いませんか?人間は、見えているものにかなりの影響を受けているようです。

 

 


 

 

 

離乳食に取り入れられる五感とは?

では、離乳食ではどんなことを意識するといいでしょう?
 

・味覚

食材の素材そのものの味を味わいましょう。食材をだしで煮るとさらに素材が生かされて旨みが出ますよ。
 

・視覚

離乳食のいろどり、食器の色や形、食事中の周りの景色、ママの表情など意識できる視覚はいろいろあります。例えば離乳食を作る時に、「赤」「白」「黄」「緑」「黒」の5色を入れるといろどりがよくなります。食材で取り入れられない時は食器で取り入れるのも一つの方法です。また、赤ちゃんはママの表情をよく見ています。ママが笑顔で離乳食に取り組むことで、離乳食の時間がより楽しい時間になります。
 

・触覚

食材の固さ・軟らかさ、温かさ、食器類の触った感覚などです。特に離乳食では、舌と手で感じる感覚が大切です。離乳食の形状が、その月齢の赤ちゃんの舌にどう感じるかをママも感じてみましょう。また、手で感じる感覚といえば、手づかみ食べ。手づかみ食べは、最初から上手には進みません。握りつぶしてグチャグチャしたり、なかなか口に運べなかったりして、食卓の周りは大参事!なんてこともあると思います。でも、この経験を積んでいくことで、赤ちゃんは「豆腐は優しくつかまなくちゃ」という手(指)の力加減を獲得していくのです。
 

・嗅覚

ママが離乳食を作っているときの香り。うちの子どもは「あ、ボクの好きなおやつを作ってくれてる!」と分かるとキッチンに来て催促をしていました。小学生になった今でも、「なんかおいしい香りがする!」とキッチンをのぞきに来ますよ。子どもはおいしい香りには敏感ですね。
 

・聴覚

ママが離乳食を作っている時の調理の音。大人も音を聞いただけでおいしそうな感覚がしますよね。フロージングしたものを電子レンジで加熱して食べるのも素早く作れていいですが、たまには下ごしらえをするところから赤ちゃんに聞かせてあげるといいですね。

 

 

すべてを取り入れることは難しいと思いますが、頭の隅に五感のことがあるだけで、食事作りや食べる時の雰囲気を意識できるのではないかと思います。

 

 


保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。


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