疲れていても赤ちゃんには手作りの食事でなければいけないの?

2016/04/16 10:00
カテゴリ│
食・レシピ
中カテゴリ:
栄養
料理
食生活

 

こんにちは、助産院ばぶばぶ院長HISAKOです。今日はこ子どもの「食」についてお話しします。たしかにママの手作りがいいとは思いますが、子どもに与える食事は、全部手作りでなければならないでしょうか?

 

クタクタで頑張って作ったのにー!

無理をしても大切な子どものために!とがんばるママの気持ちは素晴らしいと思います。でも、最近は共働きのご家庭も増えています。

 

夕方、ママがクタクタで帰ってきて、それでも「手作りの食事を」とがんばったとしましょう。ママの心身疲労は、子どもに伝わってしまいます。疲れていて、時間がないときにかぎって、子どもは「ワーワー」「ギャーギャー」とグズるんですよね。

 

手作りしても子どもにとって良くない?

そうするとママの心のゆとりのなさから「あなたのためにがんばってるのに!」、つい怒鳴ってしまうなどの悪循環が待っていたりして、負のループが繰り返されてしまいます。

 

これでは、親子ともに心がすさんできてしまいます。この状況、いくら手作りの食事であっても、親にとっても子にとっても「良好」とは言えないのではないでしょうか。

 

たまにはレトルトで息抜きも♪

だったら疲れたときぐらい、市販のお惣菜、レトルトなどをうまく使ってもいいんじゃないかな?パッケージに子どもの大好きなキャラクターが印刷してあるレトルトカレーなど、子どもは大喜びです。

 

食べる内容も大切だけれど、子どもが視覚的に捉えて、感性が刺激され豊かになる、それも含めて「食育」だと思います。


容量の良さも育児の力量

ママの要領のよさ、頭の柔軟性も、子育ての力量のうちです。「子どもは手作りの料理で育てなければいけない」、そう思ってがんばりすぎているママに、「もっとガンバレ!」と追い討ちをかけるような情報って、どうなの?と感じます。

 

そもそも、栄養的な要素という視点から考えても、「手作り=最高」というわけではありません。「ファーストフードは絶対ダメ!」という意見も聞きますが、トータルでバランスが取れていれば、たまにはいいのではないかなぁと思います。子どもの食事は全体でバランスがとれていれば十分合格だと思うのですが、いかがなものでしょうか。

 

 

「これを食べると頭が悪くなる」「これを食べると健康によくない」、このような類の極端な節制はしなくていいと思いますし、食育は最低限の基本さえおさえていれば、あとは適当なところがあってもいいのです。肩の力を抜いて子どもの食事に向き合ってみましょうね。

 


著者:助産院ばぶばぶ院長 助産師HISAKO

総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門『助産院ばぶばぶ』を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2014年10人目出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。

 


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