ホルモンバランスが原因?妊娠中の身体の変化

2016/04/20 07:00
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医療
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妊娠をすると、妊娠を維持するための女性ホルモンの分泌が活発になります。ホルモンバランスの変化により、ママの体にはさまざまな変化が起こります。新生児を迎えた後の一時的な産後うつの要因にもなるホルモンバランス。その原因と体調の変化について、見ていきましょう!

 

妊娠によって変わるホルモンバランス

妊娠初期には、”エストロゲン(卵胞ホルモン)”と”プロゲステロン(黄体ホルモン)”が多く分泌されます。この2つのホルモンは、妊娠を維持するために必要な女性ホルモン。つわりが起こるのもこの2つのホルモンと、プロゲステロンを分泌させる”絨毛性ゴナトトロピン”が影響しているからと言われています。多くの妊婦さんを悩ませるマタニティーブルーが起こるのも、ホルモンバランスにその原因があると言われているようです。

 

涙もろくなったり、出産への不安が大きくなったりするのは自然なことですので、いずれは治まると思って落ち込みすぎないようにしてくださいね。また、”産後うつ”は女性ホルモンの分泌が急速に低下することで起こります。ホルモンバランスが崩れることで、マタニティーブルーが続いたり、不安感やイライラが出たりするそうです。

 

 

体の不調・・・ホルモンバランスが原因かも

ホルモンバランスの変化、実はさまざまな体調不良につながります。母乳を出す準備のため、乳房が張ったり、子宮に感じる痛みなど・・・。便秘や下痢になったり、おりものが増えるため、かゆみを感じたりもします。そのほかにも、頭痛やめまい、立ちくらみは妊娠の進行とホルモンの関係で、血管運動神経の働きが鈍くなるためだと考えられています。

 

過呼吸を起こすのは、プロゲステロンの増加によるもの。血中の二酸化炭素の濃度を下げるよう、指令が出ることが一因です。また、妊娠性雀班といって、皮膚に色素沈着が起こることも。顔などにシミ、そばかすが出やすくなります。さらに、ホルモンの影響で出血しやすくなり、鼻血や歯茎から出血することもあるようです。


 

 

 

体の不調とどう向き合う?

妊娠中の不調を和らげるためには、まず休息をとることが第一!ストレスがたまると症状もなかなか改善しないので、充分に睡眠をとり、規則正しい生活を送りましょう。適度に体を動かすと血行が促進されるので、気分の良いときはストレッチなど軽い運動を。マタニティーヨガの教室へ行くのも良いですね。

 

血の巡りを良くするために、入浴時は湯舟にゆっくりと浸かり、腹巻やカイロを貼るのもおすすめです。さまざまな不調は、ホルモンバランスの変化が原因なので、この時期にありがちな一過性のもの。不安にもなりますが、神経質になりすぎないこともストレスをためないためのコツです。

 

妊娠中は、ホルモンのバランスが大きく変わります。それにより、体調も大きく変化。初めての妊娠の場合は、体の不調に驚くことも多いでしょう。でも、たいていはいずれ治まるものばかり。とはいえ、不安感は続くと精神的に良くないですよね。気になる点があるようでしたら、医師に相談するなど、早めに解決したほうが安心ですよ。

 

(TEXT:佐藤 真由美)


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