【助産師兼10児の母】赤ちゃんとバイキンとの共存

2016/05/12 10:00
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こんにちは、助産院ばぶばぶ院長HISAKOです。昔の子どもたちは現代の子どもと比べて、あらゆる雑菌、植物、ほこりいっぱいの環境で生活していたために、免疫機能がしっかりと反応するように発達し、身体が強かったと言われています。今日は赤ちゃんとバイキンの共存についてお話しします。

 

除菌に敏感なママたち

日本人は清潔好きな人が多いですよね。最近の子どもの抵抗力の弱さは、バイキンと付き合わなくなったからかな〜と感じています。小さな子どもがいると、ドラッグストアの「除菌」というワードに反応してしまいがち。除菌シートや除菌ジェルは子連れ外出のマストアイテムになりつつあります。ママたちのバッグには、まるでキーホルダーのように携帯用除菌ジェルを持ち手にぶらさげているのをよく見かけます。

 

すべての菌は悪者ではない

はじめての子育て、神経質になる気持ちはわかるけど、ここは日本です。治安もよければ衛生面だって世界一水準じゃないでしょうか?すべての菌を悪者にしないでくださいね。例えば、皮膚常在菌(皮膚の上に存在する微生物)は、病原菌などの外敵から身を守ってくれる菌です。除菌のしすぎは、皮膚常在菌も一緒に洗い落として免疫系の発達を阻害してしまいます。

 

適度に接して免疫を高めよう

よく、赤ちゃんを動物園に連れていくと免疫がついて身体が強くなるという話がありますが、適度な雑菌との共存は、わたしたちが健康であるために、あえて必要なことだと思います。何でも口に運ぶ乳幼児期こそ免疫力を高める時期でもあります。適度に外敵と接することで身体は強くなりますよ。

 

いい意味でズボラママになろう♪

一般的に、2人目、3人目を育てていらっしゃるママたちは、いい意味でズボラになっていく傾向にあり、除菌や消毒とかいう言葉に鈍感になっていくようです。たくさんの子どもを育てていこうと思ったら、適当な性格じゃなきゃやってられない!っていうのもあるかもしれないですが、ここぞという要の部分だけ、ある程度のレベルで清潔に保ってあげれば子どもはスクスク育ちます。

 

 

 

いっぱい外で遊んで、土も触って、ときには口に運んで(笑)。適度なバイキンとも仲良くして「抵抗力のある」お子さまに育てましょう!

 


著者:助産院ばぶばぶ院長 助産師HISAKO

総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門『助産院ばぶばぶ』を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2014年10人目出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。

 


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