【わが子の誕生死を経験して】当たり前じゃない!妊娠という奇跡

2016/09/23 21:00
待つこと1年、ようやく授かった命でした。長女のときには気付かなかったけれど、赤ちゃんの心臓の動きがモニターに映し出されるとき、そこには7色の光が見えます。「まさに命の輝きそのものだ」と思いました。その輝きは9週間後には消えていました。その後、もう1度誕生死を経験し、私は妊娠の奇跡を痛感しました。
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体験談

 

「誕生死」という言葉があるのをご存知ですか?流産、死産、新生児死などを指す言葉なのだそうです。

 

私も長女と双子の間に2度、誕生死を経験しました。今回は、「子どもを授かり産む」ということが当たり前ではないと思い知らされた経験をお伝えしようと思います。

 

2人目妊娠を決意するまで

わが家の長女は順調に授かり産まれてきてくれたので、妊娠できることは女性として当たり前だと思っていました。添加物を避け、有機栽培されたものを選ぶなど、体にやさしい食生活を心がけていたことも自信を持つ大きな要因でした。

 

その長女の育児でヘトヘトに疲れ切っていた私は2人目など考えられず、「1人をじっくり育てよう」と心に決めていました。そんな中、突然転勤が決まり、引っ越した先は3人兄弟もざらにいるような家庭が多い地域でした。

 

まさか自分も!?2人目不妊

楽しそうにきょうだいで遊ぶ姿を見て、長女はさびしそうな顔をすることが多くなりました。

 

親戚に子どもがおらず、大人に囲まれてこまっしゃくれた発言が多い長女のためにも、「子どもは子どもの世界でのびのびと遊ぶべきだ」という思いが強くなったこともあり、長女のためにきょうだいを産むことを決意したのです。

 

けれど、それまでの考え方に罰が当たったと思えてしまうほど、赤ちゃんはやってきてくれませんでした。待つこと1年、ようやく授かった命でした。

 


妊娠という「奇跡」

長女のときには気付かなかったけれど、赤ちゃんの心臓の動きがモニターに映し出されるとき、そこには7色の光が見えます。「まさに命の輝きそのものだ」と思いました。

 

その輝きは9週間後には消えていました。ついこの前まであって、いきなり消えてしまった、生きたくても生きられなかった小さな命。 「いつ終わるか解らないけれどせっかくいただいた命なのだから、自分が周りにできることを探して一生懸命生きていきなさい」小さな命にそう教えられた気がしました。

 

その後、もう1度誕生死を経験し、私は妊娠の奇跡を痛感しました。だからこそ、妊娠できた奇跡をたくさんのママたちにもっと喜んでいただきたい。命について学ぶ機会を与えてくれた2つの小さな命に改めて「ありがとう」と伝えたいです。(TEXT:楠田りら)

 


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