妊娠中にアトピー体質が悪化する?赤ちゃんへ遺伝する可能性は?

2016/10/03 14:00
アトピー体質は妊娠中だから悪化するものではありません。症状がひどくなったと感じる場合は、食べ物やストレスなど別の原因が考えられます。その反面、アトピー体質が改善されたというケースも。両親のどちらか、もしくは両方がアトピー体質の場合、赤ちゃんがアトピー体質になる可能性は高いといわれています。
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免疫
アトピー性皮膚炎

 

とくにアトピー体質の方は、妊娠中に症状が悪化してしまうのでは?と心配することがあるかもしれません。また、赤ちゃんにアトピー体質が遺伝しないのか心配をする声も。

 

今回は、妊娠中にアトピー体質は悪化するのか、赤ちゃんへの遺伝の可能性についてまとめました。

 

そもそもアトピーってなに?

 

人の体は体内に異物が侵入すると免疫抗体がつくられます。再び同じ異物が入ってきたとき、つくられた抗体がやっつけてくれます。そうして体は守られているのですが、なんらかの理由で異物に過剰に反応してしまうことがあります。

 

たとえば、花粉やハウスダストなどが体内に侵入したときに、湿疹や鼻水が出るなど、こういった症状が現れる体質をアトピーといわれています。比較的、短時間のうちに症状が現れやすいです。

 

アトピー体質は妊娠中に悪化するの?

 

アトピー体質は妊娠中だから悪化するものではありません。症状がひどくなったと感じる場合は、別の原因が考えられます。食べ物やストレスなど、環境変化が引き金になっているケースが多いので、思い当たる原因を見直してみるのも大切ですよ。

 

その反面、アトピー体質が改善されたというケースもあります。私もそのひとりです。妊娠中は副腎皮質ホルモンが増えることや免疫機能が低下しやすいことから、症状が改善される傾向があるそうです。

 


赤ちゃんにアトピー体質が遺伝する可能性

 

両親のどちらか、もしくは両方がアトピー体質の場合、赤ちゃんがアトピー体質になる可能性は高いといわれています。厚生労働省によると、両親がアトピー体質の場合、アトピーでない両親から生まれる赤ちゃんに比べて発症率が2倍になることが分かっています。

 

しかし、必ずしも遺伝によるものだけではありません。私の場合、両親や親族にアトピー体質がいないにも関わらず、私だけアトピー体質です。

 

子どものアトピーを気にして、牛乳や卵などの「アレルゲン物質を摂らない」という話を聞いたことがあります。しかし実際は、それらを食べなくても発症率は変わらないのだそう。アトピー情報を得るには専門医の相談が確実です。(TEXT:田中由惟)

 


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