妊娠中の体重管理はどうして大事なの?どのくらいの体重増加ならOK?

2016/10/09 13:00
妊娠中は赤ちゃんを守るために必要な体の機能の変化によって体重が増えるのです。妊娠中に体重が増えすぎると、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などさまざまなリスクが伴います。妊娠中の推奨体重増加量は、妊娠前のBMIによって区別されます。とくに妊娠後期では1週間ごとの体重増加量を管理していくことが大切です。
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体重管理

 

「妊婦さんはたくさん食べないと元気で大きい赤ちゃんが産めないよ!」と言われた時代もありましたが、今では病院の方でもチェックが厳しく、妊娠中の過度な体重増加は注意を受けるようになりました。

 

どうして体重管理は大事なのかを理解して、上手に食べることも楽しみましょう。

 

なぜ妊娠中は体重が増えやすいのか?

妊娠中に体重が増えやすいことには、以下の原因か考えられます。

 

  • ●胎盤から体内に脂肪をため込む働きをするhPL(ヒト胎盤性ラクトゲン)というホルモンが分泌されるため
  • ●胎児にも血液を循環させなければいけないので、血液量が通常の約1.4倍に増えるため
  • ●つわりがおさまったあとの食べすぎ


赤ちゃんを守るために必要な体の機能の変化によって体重が増えがちです。

 

体重増加による胎児や母体への影響

妊娠中に体重が増えすぎるとさまざまなリスクが伴います。

 

1つ目は、妊娠高血圧症候群。妊娠高血圧症候群になると、胎児に栄養を与える胎盤や子宮に血液が流れにくくなり、胎児の発育に影響を及ぼす可能性があります。また、母体にも子癇発作や常位胎盤早期剥離などを起こすこともあるため、注意が必要です。

 

2つ目は妊娠糖尿病。妊娠糖尿病は妊娠中にのみ起こる糖の代謝異常で、胎盤から出るホルモンが血糖を下げるホルモンであるインスリンの働きを弱め、正常な血糖値が保てなくなることです。胎児の成長や健康状態にもリスクが発生します。また、流・早産のリスクが高まったり、妊娠高血圧症候群を合併しやすくなったりします。

 

そのほかにも、微弱陣痛や産後の出血が増えるなどのリスクがあります。

 


 

妊娠中の理想な体重の増え方

では、妊娠中の体重増加の許容範囲はどれくらいなのでしょうか?妊娠中の体重増加の目安は妊娠前の体重がとても重要なポイントになります。

 

妊娠中の推奨体重増加量は、妊娠前のBMIによって区別されます。BMIが18.5~25.0未満(ふつう)の場合の妊娠期間中の推奨体重増加量は+7~12㎏、妊娠中期から後期の1週間当たりの推奨体重増加量は0.3~0.5㎏といわれています。とくに妊娠後期では1週間ごとの体重増加量を管理していくことが大切です。

 

私は3人出産して、3人とも体重は20kg増えましたが、幸いに母体も胎児も健康で出産することができました。体重管理は大変ですが、あまり考えすぎずに楽しく妊婦生活を過ごすことも大事だと思います。もちろん、不安があれば病院の医師とも相談することも大切ですね。(TEXT:澤田やすか)

 


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