医学的にはOK!でも妊娠中の温泉には注意が必要な理由とは

2016/10/13 10:00
妊娠中の温泉は医学的には問題がないことから、2014年「温泉入浴の禁忌」からははずれることとなりました。でも、実は妊婦が温泉に入るにはいろいろな注意が必要です。急激に体温があがることで、体調不良になる恐れもありますし、転倒の恐れもあります。泉質以外にも気をつけなければいけないことをしっかり知っておきましょう。
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妊娠の悩み

 

こんにちは、助産院ばぶばぶ・院長のHISAKOです。助産院ばぶばぶでは、よく妊婦さんから「温泉旅行に行ってもいいですか?」というご質問を受けます。今日は妊娠中の温泉についてお話しします。

 

医学的にはおなかの赤ちゃんに影響はなし

温泉にはいろいろな泉質がありますよね。単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、二酸化炭素泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉などなど。

 

医学的には、どの泉質であっても温泉の成分がおなかの赤ちゃんに影響を与えることはないとされていることから、2014年に環境省によって妊婦は「温泉入浴の禁忌」から除外されました。

 

妊婦さんは転倒やのぼせなどに注意が必要

でもいまだに多くの温泉やスーパー銭湯の注意書きには「妊娠初期と末期は入浴禁忌」と
記されているところもあります。なぜでしょうか。

 

それは泉質的には入っても問題はないけど、だからといって「安全」とは言えないからです。ホルモンバランスが急激に変化することで、体調が不安定な初期妊婦さんや大きなおなかの後期妊婦さんは転んだり、のぼせたり、気分が悪くなったり、貧血を起こしたり、普通の人に比べて、さまざまなリスクを伴います。

 

「できれば妊婦は来ないで欲しいなぁ〜」

「可能なら妊婦は避けたいなぁ〜」
「見てるほうがハラハラするんだよなぁ〜」

 

と思うのがお店側の正直な気持ちかもしれないですね。何かあったとき、責任を問われてもめんどうですし。
 


 

靴が変わると歩き方が変わる!

しっかり身体を温め肉体的、精神的に脱力、リラックスモードに切り替えてあげることで
スムーズなお産が誘導されることと思います。

 

妊娠中の温泉入浴はなるべく半身浴で、お湯は熱すぎない浴槽を選びましょう。身体を温めると血流がよくなり、妊婦さんにとっては効果大ですが、妊娠中は血圧変動が大きくホルモンバランスも変わるために通常の状態より心臓への負担も大きくなるのは事実です。

 

くれぐれも気をつけて楽しみましょうね!小さな赤ちゃん連れのママも、注意事項は妊婦に準ずる、です。だっこしながら移動して、赤ちゃん抱えたまま転倒するようなことがないようにしましょう。

 

 

日本人ならではの楽しみである温泉。妊娠中も子連れでも上手に楽しんでくださいね!

 


著者:助産院ばぶばぶ院長 助産師HISAKO

総合病院小児科・産婦人科・NICU病棟勤務を経て、地域での助産師活動・出張専門『助産院ばぶばぶ』を開業。2006年には来院ケアも可能な「助産院ばぶばぶ」をオープン。2014年10人目出産し、ママたちに元気と勇気をおすそ分けすべく母乳育児支援や講演活動、書籍出版など多岐にわたって活動中。

 


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