【体験談】思わぬ緊急帝王切開で治ったはずのパニック障害が再発!

2016/12/06 08:00
15歳のときに発症したパニック障害でしたが、23歳にはもう完治していたと安心していました。しかし、緊急帝王切開になり、パニック発作が再発してしまったのです。手術中、様子のおかしい私に気付いた担当医がしてくれたのは、世間話!看護師も手を握りながら手術の流れを説明してくれて安心することができました。
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初めてパニック障害になったのは15歳になったばかりのころでした。14歳でてんかんを患い、意識を失うほどの大きな発作が出る恐怖からストレスが溜まり、パニック障害を発症したのです。それからパニック発作の回数も徐々に減っていき、23歳にはもう完治していたと安心していました。

 

緊急帝王切開での出産となった私は手術をする覚悟を決めることができず、気持ちに不安を抱えたまま出産をすることに。帝王切開手術がどんな手順で行われるのかも分からず、次々と襲ってくる恐怖から8年ぶりにパニック発作が再発してしまったのです。

 

初めての場所と知らない人への恐怖

 

手術台に上がると、足もとには私の担当医2人と助産師さんがいてくれました。ところが、左右と頭上には初めて見る看護師さんや麻酔科の先生がいて、不安は大きくなるばかりでした。

 

私は持病とパニック障害を患ってから初めての場所へひとりで行くことを避けて生活していたため、いきなりのこの状況に頭が真っ白になっていったのを覚えています。

 

術中の先生方の心遣いに感謝

 

麻酔を打たれたあと、恐怖から先生の問いにも口が震えるばかりでうまく答えられませんでした。さらに、徐々にしびれ始める下半身がてんかん発作とリンクし、恐怖からパニック発作が出てしまったのです。

 

パニック障害だったことを担当医に伝えていたため、様子のおかしい私にすぐに気付いてくれたのですが、手術を中断することはできません。

 

そんな中で担当医がとった行動はなんと世間話!けれど、いちばん信頼していた先生の声が聞こえるだけで安心することができ、看護師の方も手を握りながらこれから何をするのかを最初から最後まで教えてくれました。先生方の心遣いがなければもっとひどい状況だったかもしれません。

 


パニック発作が出ているのに貧血まで!

 

どうにか歯を食いしばって陣痛に耐え、なんとか息子と対面できた安心感から一時的に落ち着いたものの、おなかを縫い始めるころには意識が朦朧とし、パニック発作と貧血を同時に起こすという最悪な事態になってしまいました。

 

その後もパニック発作に悩まされながらの育児でしたが、3カ月ほどで治り、現在も症状は出ていません。いい先生のもとでの出産なら、安心して体を預けられると感じた体験でした。(TEXT:桜井あき)

 


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