口唇口蓋裂の治療ってどんなことをするの?【歯科矯正編】

2017/01/16 19:00
口唇口蓋裂を持つ娘は、手術前には「ホッツ床」を作成、管理していただくために矯正歯科に通いました。そして、口蓋裂の手術後は、歯並びが悪くなった上の歯を矯正していただくために、毎月矯正歯科に通っています。自立支援医療を受けることで治療費は無料。永久歯が生え揃ってから本格的な矯正が始まるとのことで、これからも長くお世話になることになりそうです。
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体験談

 

こんにちは。ママライターの石原みどりです。口唇口蓋裂を持つ娘は、生まれたときから矯正歯科にずっと通っています。最初は手術前の口腔内準備、そして術後は歯科矯正を行っています。今回は、娘の矯正歯科通いのについてお伝えします。

 

口唇口蓋裂による口の状況

 

娘は、左上唇から左鼻の中までの口唇裂と、左上歯茎から上あごまでの長い範囲で口蓋裂がありました。そのため母乳は吸えず、上あごに隙間があるためミルクも飲みにくい状況でした。

 

また、離乳食が始まると、食べ物が鼻にまわってしまうなど、うまく離乳食を食べられない状態になりました。加えて、歯茎にも裂があったため、上の歯並びが悪かったです。舌が長く、とても器用に動く点はよかったのですが、話をするときに鼻にかかった感じの発音になりました。

 

赤ちゃんのころの治療について

 

母乳を吸う力がないためミルク育児でしたが、上あごに裂があってミルクを飲むことも難しいため、主治医から紹介された矯正歯科に通院。口唇口蓋裂における歯科矯正の説明も、写真などを使ってくわしく聞くことができました。

 

まずは口の中の型を取って、裂の部分に装着する「ホッツ床」を作ってもらいます。鼻の形を矯正する器具も一緒になっているタイプで、毎日装着します。定期的に来院し、成長に合わせて大きさなどを調整していただきました。


幼児のころの治療について

 

口蓋裂の手術後、「ホッツ床」は必要なくなりましたが、娘の場合、乳歯が生え揃ってきたときに歯が3本重なっていたり斜めに生えたりと、上の歯が不揃いになってしまいました。

 

そこで、引き続き矯正歯科に通って、まだ乳歯の4歳ごろから簡単な器具を装着して矯正を行っています。1カ月に1回のペースで通っていますが、ありがたいことにこちらも自立支援医療を市役所に申請することで、無料で治療を受けられています。

 

 

手術後は、主治医である形成外科受診よりも、矯正歯科受診の頻度のほうが高くなりました。永久歯が生え揃ってから本格的な矯正が始まるとのことで、これからも長くお世話になることになりそうです。(TEXT:ママライター石原みどり)


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