離乳食の完了期って大人と同じものが食べられるってこと?

2015/08/22 10:00
カテゴリ│
食・レシピ
中カテゴリ:

こんにちは!離乳食インストラクターの中田馨です。離乳食の進め方は、月齢によって目安があります。今日は、その中の「完了期(1歳から1歳半ごろ)」についてお話ししたいと思います。

 

離乳食完了期の意味

「完了期」の目安時期は1歳~1歳半ごろになります。では、どういう意味なのでしょう?「離乳食を完了するから大人と同じ食事が食べられるようになるの?」と思ってしまうかもしれませんが、実はそうではありません。あくまで「離乳を完了する」と言う意味で、離乳(母乳やミルク)を完了し、食事で栄養のほとんどをとれるようになる時期ということ。大人と同じ食事ができるようになる目安ではないのです。

 

また、「離乳を完了する」と書きましたが、完全に離乳するという意味ではありません。母乳やミルクの力も借りつつ、食事メインの食生活に移行していきます。

 

どうして大人と同じ食事じゃダメなの?

どうして、まだ大人と同じ食事が食べられないのでしょうか?いくつか理由がありますので、見ていきましょう。

 

内臓や消化器官が未熟

赤ちゃんの内臓や消化器官はまだまだ未熟です。脂っこいものや味付けの濃いものは、おなかに負担をかけてしまうこともあります。5カ月から離乳食をはじめた赤ちゃんは、1歳になったといっても、離乳食開始してまだ7カ月しかたっていないのですから。

メニューによっては、大人のものを取り分けることも徐々にできるようになってきます。煮物だったら、調味料を少しだけ入れて先に取り分けるといいですね。

 

口の能力が未熟

咀嚼力が未熟です。1歳〜1歳半ごろの赤ちゃんの食べ物の固さの目安は「バナナくらい」。大きさは「1cm角程度」。噛みちぎることもうまくできないので、大人に比べるとまだ固くてきい食べ物は食べられません。

 

1歳半以降の食事について

離乳食が完了すると幼児食へと移行になります。幼児食とは離乳食が終わったときから5歳くらいまでの食事のことです。幼児食も離乳食の延長線上です。大人に合わせたメニュー作りではなく、子どもに合わせてあげてくださいね。

食べ物は「早くに食べられるようになること」がいいというわけではありません。赤ちゃんは、自分で食べるものを選ぶことができないので、「赤ちゃんが食べるから大丈夫」ではなく「この食材は食べてもいい物かな?」と、与える前にいったん立ち止まって考えてみましょう。

 

離乳食は、人生80年の食事の土台を作る時期です。赤ちゃんにとってより良い食事って何だろう?と考えてもらえると、嬉しいです!

 


著者:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨

保育士で家庭的保育所経営。一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表。関東と関西中心に、離乳食インストラクター養成講座やママ向けに離乳食講義・料理教室を開催中。「かおりの“和の離乳食レシピ”blog」では1500以上の離乳食レシピを掲載中。


  • 0
  • 0
  • 0
  • 0

既にクリックしています。

この記事にコメントする

残り2,000文字

食・レシピの新着記事

はじめての方へ

クックパッドベビーとは

赤ちゃんの笑顔でいっぱいに。赤ちゃんがニコッと笑うとそれだけで幸せ。「クックパッドベビー」は、妊娠から育児までの信頼できる情報と、みんなのリアルな声が集まるところです。赤ちゃんの笑顔で、周りにいる人みんなを幸せにします。