ジュニアだけではない?NISA口座の活用法

2016/02/13 10:00
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2月13日は“ニーサ(NISA)の日”で証券会社等ではイベントも開催されるようです。未成年者を対象としたジュニアNISAは今年1月から口座開設の受付が始まり、4月から運用が可能となります。一方、従来の20歳以上向けのNISAは2014年から始まり、2015年9月末時点では、約958万件の口座が開設されています。今回は、ジュニアNISAと20歳以上向けのNISAの違い、取扱い金融機関などについて説明していきます。

 

NISAはジュニアNISAと比べ運用限度額が大きい

以下は、ジュニアNISAとNISAの主な特徴を表にまとめたものです。
なお、ジュニアNISAの詳細については、“来年からはじまるジュニアNISAって何?” をご覧ください。

 

※1 実際には、3⽉31⽇時点で18歳である年の1⽉1⽇以降(例⾼校3年⽣の1⽉以降)に払出制限がなくなります。

 

NISAでは、ジュニアNISAと異なり、非課税で運用できる金額が年間120万円と40万円大きい点と口座からの払出制限がない点が大きな特徴です。NISAでは、短期間で運用益が出て、払い出しする場合でもすぐに受け取ることができますが、ジュニアNISAでは、18歳以前に運用益が出ていても、原則払い出しはできず、やむを得ず払い出しする場合には、非課税になった税金を納める必要があります。そのため、高校在学時までの教育費を準備する際には、こどものジュニアNISAでなく、両親等のNISAでの運用をご検討ください。18歳まで払い出しできないのは不便にも感じますが、費用が掛かる大学や専門学校の学費を着実に準備したい場合には、18歳まで払い出しできないジュニアNISAで運用するのも一つの方法です。

 


 

 

NISA・ジュニアNISAは多くの金融機関で手続きが可能

NISAとジュニアNISAは運用をするので、取扱いは証券会社が思い浮かぶと思いますが、多くの銀行・信用金庫や金融商品仲介業を営んでいる税理士事務所やFP事務所、ネット証券等さまざまな金融機関でお手続きができます。NISA・ジュニアNISAは1年毎に変更できるものの、1人1口座しか開設できませんので、信用度や利便性が高く、理解できないことは相談できる金融機関を選ぶことが大切です。

 

NISA・ジュニアNISAは毎月積立が可能な場合も

NISAとジュニアNISAは最初の表にもありますが、株式、公募株式投資信託等で運用します。運用と言うと、まとまった金額が必要なイメージもありますが、多額でなく毎月1万円程度から始められる、“株式るいとう”“ファンドるいとう”等の仕組みを用意している金融機関も多くあります。毎月決まった積み立てる金額の一部を、NISA・ジュニアNISA制度を使って、非課税で運用することも考えてみましょう。いずれにしても、運用は値上がり・値下がりどちらの可能性もあります。株式るいとうやファンドるいとうの有無やどのように運用するかは、証券会社等の担当者にしっかり確認して無理なく、納得できるもので始めると良いでしょう。

 

 


1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP。独立系FP事務所・株式会社とし生活設計取締役。教育費・老後資金準備、税や社会保障、住宅ローンや保険の見直し、貯蓄・資産運用等、多角的にライフプランの個別相談を行うとともにセミナー講師として活動しています。


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