赤ちゃんの鼻水・咳・熱・下痢。どのくらいの症状なら病院を受診すべき?

2016/02/27 12:00
カテゴリ│
医療
中カテゴリ:

 

赤ちゃんが風邪をひいたかも。これくらいの症状なら様子を見ても平気?それとも病院に連れていくべき?そんなふうに迷うときってありますよね。細部小児科クリニック院長の細部先生に、赤ちゃんが病気をしたときの受診の目安を教えてもらいました。

 

鼻水

赤ちゃんはよく風邪をひきますので鼻水が出ます。機嫌がよくて、よく眠れているなら心配はありませが、鼻水が長引き機嫌が悪く、発熱や咳もあるときは、風邪などの可能性があるので小児科や耳鼻科へ。鼻水や鼻づまりで母乳やミルクの飲みが悪いときも受診しましょう。

 

診療時間外でも受診

□ 発熱や咳などの症状を伴い、呼吸が荒く苦しそう

 

診療時間内に受診

□ 鼻水・鼻づまりが続いて機嫌が悪い

□ 鼻づまりで眠れない

□ 鼻水が黄色や緑色で、においがおかしい

□ 発熱、下痢、嘔吐などほかの症状がある

 

日中に軽い咳はするものの機嫌がよく、夜もしっかり眠れているなら様子を見てもいいでしょう。でも、咳がひどくなっていくときや眠れないほど激しいときは受診を。ゼーゼーとした呼吸音があって呼吸が苦しそうなときは、 肺炎や喘息性気管支炎を起こしている可能性もあります。また、誤飲したものが気道内に詰まったときも、急に激しくせき込み始めるので注意が必要です。

 

診療時間外でも受診

□ 喉になにか詰まったように突然激しくせき込む

□ ゼーゼー、ヒューヒューして呼吸困難を起こしている

□ 激しく咳き込んで何回も吐く

 

診療時間内に受診

□ 咳は出ているが、眠れている

□ 咳以外の症状があるが、機嫌は悪くない

□ 咳が長引いて悪化している

 


 

 

 

赤ちゃんの平熱は36.3〜37.4度と大人よりも高いもの。多少熱があっても機嫌や顔色がよく、食欲もあるようなら心配はいりません。逆に熱はそれほど高くなくても、ぐったりとして水分がとれなかったり、機嫌が悪いようなら受診したほうがいいでしょう。

 

診療時間外でも受診

□ ぐったりして呼びかけにも反応しない

□ 生まれて初めてけいれんを起こした

□ 水分を受けつけない

 

診療時間内に受診

□ 3カ月未満の赤ちゃんで38度以上の発熱

□ 水分はとれているが、食欲がない

□ 熱が1日以上続いている

□ 機嫌が悪く、グズグズしている

 

下痢

赤ちゃんは離乳食の進み具合によって、便の性状は変わり、便がゆるくなりやすいので、それがいつものことで元気があり、食欲もあるようなら問題ありません。でも、明らかに水分や回数が多いときは、ウイルスや細菌などが原因かも。便の色・形状・においがいつもと違う、激しい嘔吐や発熱があるときなどは、早めに病院に行きましょう。

 

診療時間外でも受診

□ 水分がとれずにぐったりしている

□ 下痢のほかに、激しい嘔吐・腹痛・発熱がある

□ 半日以上おしっこが出ていない

□ 血便が出ている

 

診療時間内に受診

□ ゆるい便が数日続いている

□ 白っぽい便が出ている

□ 便がすっぱいにおいがする

 

紹介したのはあくまでも一般的な目安です。赤ちゃんは大人よりも急変しやすく、判断を間違えれば危険な状態に陥ることも。赤ちゃんのお世話をしていて「いつもと様子が違う」と感じたら、すぐにかかりつけ医に相談できるといいですね。(TEXT:妹尾香雪)

 


監修:細部千晴先生

細部小児科クリニック院長。毎日診察に携わる傍ら、クリニックの上階に子育て支援広場を開所し、地域の子育てを支援しています。プライベートでは2児の母。『この1冊であんしん はじめての育児辞典』(朝日新聞出版)、『育児の悩みをラクにするBOOK』(成美堂出版)などを監修しています。


  • 0
  • 0
  • 0
  • 0

既にクリックしています。

この記事にコメントする

残り2,000文字

医療の新着記事

はじめての方へ

クックパッドベビーとは

赤ちゃんの笑顔でいっぱいに。赤ちゃんがニコッと笑うとそれだけで幸せ。「クックパッドベビー」は、妊娠から育児までの信頼できる情報と、みんなのリアルな声が集まるところです。赤ちゃんの笑顔で、周りにいる人みんなを幸せにします。