赤ちゃんをインフルエンザから守る5つのポイント

2016/02/26 12:00
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医療
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毎年冬になると大流行するインフルエンザ。赤ちゃんは大人と比べて重症化しやすいので注意が必要です。赤ちゃんのインフルエンザを予防するには、どんなことに気をつけて生活すればいいのでしょうか。細部小児科クリニック院長の細部千晴先生に聞きました。

 

1)ウイルスを持ち込まない

赤ちゃんにとっていちばんの予防法は「外からウイルスを持ち込まないこと」。外出から戻ったら大人は手洗い・うがいを徹底しましょう。インフルエンザは、空気中に漂っているウィルスを吸い込む「飛沫感染」なので、流行り出したら人ごみに連れ出さないことも大切。児童館やキッズルームに遊びに行くのはしばし我慢。家の近所を散歩するくらいにとどめると安心です。

 

2)喉をこまめに潤す

ウイルスは鼻や喉の粘膜から侵入します。喉が乾燥していると病気にかかりやすくなるのはそのため。赤ちゃんはうがいやマスクができないので、こまめに水分をとらせてあげましょう。喉が潤ってうがいと同じような作用が得られます。おすすめは麦茶。まだ飲めない赤ちゃんは授乳でもOKです。

 

3)部屋の湿度を保つ

部屋が乾燥しているとウィルスが増殖するので、部屋の湿度は50〜60%くらいに保ちましょう。加湿器を使うときは毎日水を新しくして清潔にすること。濡らして絞ったバスタオルを干したり、赤ちゃんの手が届かないところに水を張った洗面器を置くだけでも効果があります。また、寒いからと1日中窓を閉めきっているとウィルスもこもってしまいます。1日1回は窓を開けて(花粉症の季節は昼間ではなく夜に換気がよいでしょう)空気を入れ替えましょう。家族のだれかが風邪をひいたときは二次感染の予防にも効果的です。

 


 

 

 

4)体温調節ができる服装

冬は外と室内の温度差が大きいもの。もこもこに厚着をして外出し、そのまま暖かい室内に入ると、暑がりの赤ちゃんは汗をかいてしまいます。汗をかいた状態で再び外に出ると体が冷えてしまうので、ベストやカーディガンなど体温調節しやすい服装を心がけましょう。

 

5)予防接種を受ける

生後6カ月を過ぎたら、インフルエンザワクチンの接種をおすすめします。13歳未満は2回接種が原則。接種してから予防効果が現れるまで個人差はありますが2週間くらいかかるので、遅くとも12月中旬までに接種を済ませるのが理想。両親や兄弟も接種することで感染のリスクをさらに軽減できます。

 

冬になると毎年悩まされるインフルエンザ。赤ちゃんを守るためには、まず大人がしっかり予防して、家にウイルスを持ち込まないことが大事ですね。インフルエンザの流行シーズンを無事に乗り切りますように。(TEXT:妹尾香雪)


監修:細部千晴先生

細部小児科クリニック院長。毎日診察に携わる傍ら、クリニックの上階に子育て支援広場を開所し、地域の子育てを支援しています。プライベートでは2児の母。『この1冊であんしん はじめての育児辞典』(朝日新聞出版)、『育児の悩みをラクにするBOOK』(成美堂出版)などを監修しています。


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